しおさいの書斎

しおさいの書斎は、今しおさいが関心のあることや趣味など、「幅広く・緩く」お送りします。

【しおさいの日記帳】#3 そんな先輩でも無理か

しおさいです。

 

最近になって、やっと「育ちがいい」と言うことの意味が分かってきた。

 

しおさいの先輩に、まあまあ育ちがいい女の先輩がいる。

都会で、いい住宅地に住んで、中学受験してそこからエレベーターで大学。

小学校からたくさん習い事して、

家族旅行は年に1回やけど、20日ぐらいのハワイ滞在旅行。

現地滞在中に現地の学校に留学しちゃうぐらいの感じ。

芸術的にも興味があり、感性も豊か。

家事も料理も得意。

清楚系の服装でお嬢って感じ。

持ち物も品がよく、長く使うものにはしっかりお金を使う。

 

ってな感じでまだまだ続くんですが。

そんなお嬢先輩でも、就職を機にすべてがひっくり返った。

 

まあまあ、誰もが知っているであろう有名企業。ってところまではよかった。

 

仕事量が膨大で、残業と呼んでいいのかと言うレベルの仕事。

休みは無給で仕事。

細かくは書きませんが、

2年ぶりに後輩(自分)が愛に来るって言うのに、早めに解散して帰って仕事をすると言う。

 

おやおや、様子がおかしいな。と思っていたが。

 

あったら、きれいにしていた外見も、

白髪まじりの残念な感じ。

顔もどこか疲れた感じで、肌の調子もイマイチ。(2年前と比べて)

目も笑っておらず、どこか不健康そう。

疲れているのか、話も弾まない。

げっそり、どんよりって雰囲気。

 

でも、本人はこの2年間でこの生活に慣れてしまい、

疲れてる?こんな感じよ?って。

 

そんなわけあるか。

2年前の写真見返したら、明らかにちゃんと笑ってるし元気で健康そう。

 

こんだけ育ちがが良くても、会社に入った途端、このざま。

改めて会社で働くことや、就活に関して、

人生を変えてしまう重大イベントなんだと確信した。

 

正直、人生は一旦リセットされると思った方がいい。

就活で成功して、「勝ち組」に慣れた人はいいが、

そうじゃなかったら、どんだけいい大学出身でも、中学から私立に行っていても、

すべてリセット。

 

恐ろしい。

 

そんな中、いかに勝っていくか。

そんなことを考えながら、今日も寝る。

 

でも、薄々分かっている。

人の心配をしている場合ではないことを。

 

それとも、大企業で働くということは、

ライベートと健康を捨て、趣味と休日を潰し、

2年ぶりの後輩との約束でも、仕事を優先するほどのものなの?

 

おやすみ。